手帳をめぐる冒険の結末【システム手帳会議2022】
バイブル手帳を導入してから早数ヶ月。わたしのシステム手帳は、イルビゾンテのバイブル一筋になりました。
とうとう永きにわたる手帳ジプシーの旅から、解放され、心安らかに手帳が使えそうです。
一番の変化は、Plotter A5(スリムなシステム手帳)の使い道。主に1on1の記録や面接などで使う質問集、その他ナレッジやアイデア打ち合わせメモとして活躍中でして、すっかりいぶし銀な皮製の仕事用ノートです。
それでは、システム手帳の中身をご紹介させていただきます〜!
システム手帳の基本的なリフィル
最終的にはかなりシンプルな構成になりました。不満もなく、心安らかに手帳が使えそうです。つまり、手帳はベーシックに限るってことなのかもしれません。手帳を突き詰めた人たちがたどり着いた末の答えが綴り手帳なのかも。
マンスリーカレンダー
リマインダーとしてはGoogleカレンダーで充分。でも、紙に自分の字で書かれてると、なんとなくホッとする……なぁんて理由で入れている、お守りがわりの存在です。
▼BindexのB051というカレンダー
オシャなplotterのリフィルや、Bindexの別のレイアウトも検討しましたが、シンプルな使い方にはこの子がピッタリでした。
淡いクリーム系の用紙に緑の罫線が入っているリフィルで、ほどよい書いてもいい感があるところが気に入っています。
▼予定記録用のペン
key化※した予定を自分・こども・その他イベントで色分けしています。カラフルになりすぎても頭に負荷がかかることがわかったので、EMOTTの淡いお色味を使っています。
淡いお色味を使うと、繰り返しの予定もノイズにならずに印をつけられますよ〜。
※key化とは……予定をイニシャル1文字に省略したもの。たとえば塾はJ、病院はH、出勤日はO、その他イベントは⚪︎のように決めています。
タスクファインダー
カレンダー用のkeyを書いた紙を挟んでます。ここが今月ね〜と、しおりがわりにもなるし、あるだけで便利なんですよ〜。
5カ年計画
5年後までのなんとなーくの計画を立てるために入れてみました。5年後、娘は何歳なのかな〜? 出費はどれっくらいあるのかな〜? などなど、未来を想像しながら眺めてます。
パスワードリフィル
最近、記憶力が怪しくて、パスワードリフィルを入れています。
多彩なメモリフィル
何種類ものメモリフィルを入れて用途に合わせて使っています。この使い方が許されるあたりが、システム手帳ならではかと。とっても自由です!!
いらないメモはどんどん捨てるし、残しておきたいメモはバックアップ用のリフィルホルダに移動したり、スキャンしてEvernoteに入れたり好き勝手使ってます。
- 破ったページがガビガビになるのがイヤ……。
- 糸かがりがほつれて悲しい……。
- 背表紙が半端にスカスカになる……。
みたいなことが気になるタイプには、システム手帳サイコーです。
最近では、こどもに計算の説明をすることが多くて、裏紙っぽいリフィルに書いて捨てたり、説明用の公式や解き方のアンチョコ?は、方眼用紙に整理して書いてますよ〜。
自分の勉強じゃなくて、子どもの勉強なあたりに感じ入るものがあります……。
文字を書くための横罫リフィル
文字はさらさら〜っと大きく書きたいタイプなこともあり、7mm横罫のリフィルを入れています。
KNOXのリフィルは用紙が薄いわりににじみづらいので、お気に入りです。
図形やアイデア記録にぴったり! 方眼リフィル
▼2mm方眼
ノックスの2mm方眼は、気軽に使える紙質なのがポイント。図形を書くときなどにとても重宝してます。
▼ドット入り方眼
Bindexのドット入りリフィルは、程よいクリーム色の紙にさりげないドットが入っており、図を書いても字を書いてもお絵かきしても、非常にいい感じのオススメリフィルです。
トクベツを記録する無地リフィル
LIFE ノーブルシリーズの無地リフィルは、自作リフィルを印刷したり、やりたいことリストのようなアクセサリーページをつくる際に重宝しています。厚手のリッチな用紙で、トクベツ感を醸し出せるところがお気に入り。反面サクサク使ってはいけないような気持ちになる高貴な存在。
大切な情報が一目でわかる! 色付きリフィル
いつでも手に入る一番安いリフィルといえば、こちら。エトランジェディコスタリカ バイブル手帳用リフィル。
多岐にわたる情報を自由に格納できるが故に、大切な情報が埋もれてしまうことがありまして……直感的に差別化したい情報は色付きのリフィルに書くようにしています。
あんまり好きじゃない色ばっかり余っちゃうのが難点かな〜。
気が向いたらときだけ……日記
書きたい日にだけフリーダムに書いています。
もちろんメモリフィルを使っても良いんですが、ぱっと見で日記だということがわかった方が、個人的に都合がよくて、Knoxbrain(現KNOX)の、フリーダイヤリーリフィルを使っています。
が、どうやらこれ、もう販売していないんですね。代替品探さなくっちゃ〜!
しおりがわりのインデックスクリップ
どうしても大切な情報が埋もれがちなので、何度も見返すメモには、インデックスクリップを挟んでいます。
ポケット類
▼手帳に大切なカードをいれたいなら、レイメイ藤井 ダヴィンチリフィルカードホルダーがめちゃオススメ!
しっかりホールドしてくれますし、中央にスリットが入っており、カードが出しやすくなる工夫がされています。
▼ウォレットホルダーも意外と重宝します。最近は電子マネーでお支払いすることが増えましたが、なんやかんやで現金払いが必要なことがあり……現金や領収証を入れています。
おわりに……手帳は、内なる旅へのとびら
一番のこだわりを発揮したのは、メモリフィルのバリエーションかも?!
ほんとはね、毎年新しい手帳を選ぶのも、使ってみたい手帳を探して試すのも、大大大好きです!! ですが、本質から離れていく感じがしてました。なんのために手帳を使いたいかというと、頭の整理に使いたいのです。そして安心したいのです!!!
イルビゾンテのバイブル手帳は、リング径が22mmと大きく、手元に置いておきたい情報をガッツリ入れて置けます。
かさばることは否定できませんし、スマホで事足りるこの時代にナニヲ〜?! と自分でも思いますが、「ゆとり」や「いろどり」に通じる部分というのでしょうか。
時間の無駄かもしれない。
合理的じゃないかもしれない。
でもね? 手帳を開いているときは、通知に思考を中断されることなく、じっくり向き合えるんです。
深く息を吸って、なにかを始める前に手帳を開く。不安な時は手帳を開く。立ち戻りたいときは、手帳を開く。
自分の内面や頭の中に集中するトリガーが手帳なんだと思ってます。
それでは素敵な手帳ライフを〜!