2016年01月25日

絵本界の癒し系「くま」が登場する絵本まとめ

絵本って動物が主人公なこと、多いですよね。
うさぎ、ねこ、いぬ、ワニ、いろんな動物が登場しますが、外せないのが「くま」。
くまって現実ではかなり凶暴で危険の象徴なのに、絵本の世界ではかわいいんですよ。
それでいて、媚びてないところがすきです。
なんていうか、ゆるいよね。絵本の中のくまは。

やっぱり絵本の登場キャラクターなら「くま」でしょう! と思っている筆者が、くまの登場する絵本をあつめました。

ふたごのしろくま / あべ 弘士

ふたごのシロクマは、ファンタジーではなく、シロクマの生態とからめてあって、ややリアル。
お母さんクマはアザラシを食べようと狙っているのに、こどもはからかって遊んでて、採りそこねちゃったりね。
それもそのはず、作者のあべ弘士さんは、実際に北極に行ったことがあるのだとか。
『新世界へ』あべ弘士さんインタビュー

リアルな生態と、ゆるーい絵、そして思わず顔がほころぶストーリーは一見の価値ありです。
対象年齢:3歳から

きょうのシロクマ
ふたごのしろくま とりさんなんば?のまき
ふたごのしろくま ねぇ、おんぶのまき
ふたごのしろくま くるくるぱっちんのまき

いちばん好きなのは、くるくるぱっちんのまき!

しろくまのパンツ / ツペラ ツペラ

絵本作家tupera tuperaが手がける切り絵調のイラストがかわいい絵本がこちら。
本屋さんに行く並んでいるので、お目に掛かることも多いのでは。
この絵本の見所は、「パンツを探している」という、単純なストーリーと、めくるたびに登場する個性的な柄のパンツ。
そして、クセのある動物たち。

読み聞かせにピッタリなゴロのいい文書もポイントです。ちょっと愚鈍そうなしろくまさんですけど(笑)。
対象年齢:1歳半から

どこいったん / ジョン・クラッセン

クマの気に入っている赤い帽子がなくなってしまった。
帽子を求めて森をさまようクマの前に現れた、赤い帽子をかぶったうさぎ。
クマですからね。うん、クマですから……。

関西弁による絶妙な語り口と、容赦の無いエンディングがたまりません。
娘が1歳のとき、ツボにはいりまくってました。
対象年齢:1歳から(大人向けらしい)

くまちゃんシリーズ / シャーリー・パレントー

マカロンカラーの4匹のくまちゃんと、おおきなくまのちゃいくまちゃんの、ほんわかするものがたり。
生活習慣にまつわることが題材になっています。

かわいいくまちゃんたちの関わりあう姿から、何か感じとってくれないかなあ!
というママの思いはよそに、ふざけてる部分を真似しちゃうんですけどね。
対象年齢:2歳半から

おすわりくまちゃん
おやすみくまちゃん
おふろのくまちゃん
おめでとうくまちゃん
おんがくたいくまちゃん

「くまちゃんシリーズ」最新刊発売来日記念!
『おめでとうくまちゃん』デイヴィッド・ウォーカーさんインタビュー

くまのがっこう ジャッキーシリーズ / あいはら ひろゆき

テキスタイルでも良くみかける、と〜ってもかわいい「くまのがっこう」シリーズ。
正直、そこまでお話が好きなわけじゃないんです。
でも、かわいいんだもの。
かわいいって正義でしょ〜〜!

ジャッキーのいもうとからスピンアウトした、アニメ「がんばれ!ルルロロ」もオススメです。
対象年齢:3歳から

くまのがっこう / ジャッキーのパンやさん / ジャッキーのじてんしゃりょこう / ジャッキーのおせんたく / ジャッキーのおたんじょうび / ジャッキーのうんどうかい / ジャッキーのいもうと / ジャッキーのトマトづくり / ジャッキーのたからもの / ジャッキーのはつこい / ジャッキーのゆめ / ジャッキーのクリスマス / ジャッキーのしんゆう

こぐまちゃんシリーズ / わかやま けん

昔からずっと愛されているベストセラーのようで、図書館で何度もお目に掛かりました。
「しろくまちゃんのホットケーキ」は、なんと初版は1972年とのこと!?
わたし、うまれてませ〜ん!

とてもカラフルなシンプルなイラストが特徴的。
赤ちゃんから楽しめます。
お話もホンワカしていてわかりやすいので、安心して読みきかせできますよ。
対象年齢:赤ちゃんから

しろくまちゃんのほっとけーき / しろくまちゃんぱんかいに / たんじょうびおめでとう / こぐまちゃんありがとう / こぐまちゃんとボール / こぐまちゃんいたいいたい / こぐまちゃんおはよう / こぐまちゃんのどろあそび / こぐまちゃんおやすみ / こぐまちゃんのみずあそび / さよならさんかく / こぐまちゃんとどうぶつえん / ひらいたひらいた / こぐまちゃんのうんてんしゅ / こぐまちゃんとふうせん

よるくま / 酒井 駒子

繊細なタッチのイラストが素敵な、絵本作家 酒井駒子さんの感性がほとばしる一作です。
大人が読んでも面白い。子どもが読んでもワクワクする。そしてあったかいの。

読みきかせするには若干長いですが、眠りにつくまえの、夢と現実がごっちゃになった感じが、大好きです。
対象年齢:2歳半から

よるくま
よるくまクリスマスのまえのよる

やだよ / クラウディア ルエダ

まだ冬眠したくないこぐまと、お母さんぐまとの会話ベースで進むお話。
とってもシンプルなイラストと、セリフの少なさがですね……寝る前の読み聞かせに嬉しいんです。
ママの心の声……(長い本何冊も読みたくないじゃないですか……)

それもそのはず、家庭内での読み聞かせを推奨するプロジェクト「ナティ・ベル・レッジェーレ賞」を受賞した絵本なのだそう。
確かに読み聞かせにピッタリです!
対象年齢:2歳から

おわりに

きっと探せばクマが出てくる絵本はもっとあると思いますが、今回は、実際に読んだことがある絵本を集めました。
また、対象年齢には、娘のリアクションが良かったお年頃を書いてあります。
クマ好きのお子さんがいらっしゃったら、ぜひ! くまの出てくる絵本、読んでみてくださいね。
それではまた〜。

無料リフィル配布中 にほんブログ村に参加しています
にほんブログ村 鳥ブログ 文鳥へ

同じカテゴリーの記事5件