片付けられない小学生女子とのイタチごっこの記録
小学生になる頃には、グチャグチャのお部屋とお別れできると思っていたのが、幻想だと知った今日この頃。むしろ広げる場所が家中に変わり、さらに収集がつかなくなりました。
https://twitter.com/rcoprivee/status/1129998923840364544?s=21
なぜそんな事態になってしまったのか。対処法はあるのか?考えてみたいと思います。
なぜ家中が荒れるのか
お子さんが小さな頃、家中を荒らしたこと、ありましたよね。
引き出しという引き出しの中身をひっくり返したり、本をグチャーっと引っ張り出したり。
オモチャはブワァァァっと広げてしまったり。
無邪気な幼児が家を荒らすのは、そう、好奇心。
家の中を大冒険しているのです。微笑ましいことですので、優しく見守りたいですよね。
しかし、小学生になると意味合いが変わります。
本人のテリトリーが広がり、家中が本人の場所になってしまったのです。
◆ダイニングテーブル
そこは、みんなが使うところだよ?
◆寝室のクロゼットの上
そこは、物置じゃないよ?
◆ママの机
あなたの荷物置きじゃないからね?
◆本人のローテーブル
やりかけの工作が広がっていて宿題できないみたい……。
あとさ、部屋の床。物を置く場所じゃないんだよ。
そこにあるものは捨てるよ。
って言ったら言ったで、ゴミ箱に捨ててくれない……。
ここまで来ると、流石に湧いてはいけない気持ちがよぎります……。
問題はどこにある?
わたしも片付けられないタイプ。
きっと教え方が悪いんだと思います。
本人のやる気のなさ。
ママの威厳のなさ。
いくつもの要因が思いつきます。
所定の位置が決まっていたら片付けられる?
- 文房具はラベルのついた引き出しの中に。
- 一時保管したいものは、100均の籠の中に。
と、せっせと所定の位置を決めました。
しかし、本人のめんどくささが勝つ時が来るのです。
一度だらけると、2度と元には戻らない。
小さな一手間を惜しむと、大きな面倒ごとになってしまうから。
指摘すると「あっ!」っと言ってやってくれたり、先送りにしてますが、場所が決まっていようと、当事者意識が低いと片付けられないのだと思います。
そもそもの意識の問題かも
「自分が気持ちいいから片付ける」ではなく、「他人を不快にさせないために片付ける」になっているから、面倒くさいのでしょう。
わたしも正直資料が山積みになったデスクで何が悪いの?と思っていたクチです。
同調圧力、夫氏の不機嫌の原因になるなどの問題が無ければ、気にすることなんてありませんでした。
だーけーどーさー?
捨てると言えば動き出すけど……
- るこ
- 床に落ちてるものはいらないんだよね?
捨てるからね
と言うと、泣きながら片付け始めます。
しかし、捨てられるのが嫌だから片付けてるだけ。
本人はまだ、片付けの大切さを知らないのです。
- るこ
- そもそも脅してやってほしいわけじゃないんだよ……
一人っ子に片付けを教えるのは難しいのかも
兄弟がいると、それぞれのテリトリーがあり、エリアを侵食すると大げんかになったり、取られちゃったりしないでしょうか?
整理整頓は苦手でも、自分の持ち物はここ。と、しっかり管理しようとするのは、同じ家に同じレベルの他者がいるからなのかも。
片付けが大切な理由は?
大人になると、物を探す時間が圧縮される等の理由が身に染みるようになることでしょう。
- 片付けは、時短につながる。
- 好きなことができる時間が増える。
しかし、子どもに「あなたのため」だとか言った日には、伝わらないどころか反発されるだけ……。
だったらもう、「親が気持ち良く過ごせるように、片付けてください!」とビシッと言い放った方が、お互いにとっていいのかもしれません。
- るこ
- 足の踏み場のないゴミ屋敷レベルにならなければ死なないと思うんですよね。
だから、せめて床だけは開けておいておくれ。
現時点では、片付けの大切さを伝えられなそうです……。
わたしが決めた暫定対応法
解決しないまま終わってしまうところでしたが、暫定的に方針を決めました。
- ガラクタをしまえないように収納を減らす
- 床にあるもの・ダイニング・家族の机に置いてあるものは捨てる
- あちこちにものが散らばるため、家の中でもリュックで移動するようにする
少しでも改善することを願って。
日々、トライアンドエラーですね……(遠い目)