2020年04月23日 2020年08月29日

急にサイトが必要になりWordPressテーマを使ってサクっと公開したら後悔した話

はじめる

ひと月ほど前、WordPressサイトの制作をお手伝いしました。しかし、WordPressテーマを使ってサクッと公開して後悔する事態に。

ことの始まりは、こんな相談でした。

営業先に教えるサイトがない! Web制作会社なのにサイトがないってやばいと思って、某有名テーマでコンテンツ作りはじめたよ〜。デザイン調整、お願いできないかな?

シンプルなコーポレートサイト。
ページ数も少なかったので、二つ返事で受けることにしました。

  • トップ(フロントページ)
  • 会社概要(固定ページ)
  • サービス紹介(固定ページ)
  • 制作実績(投稿)
  • お問い合わせ(固定ページ)

あくまでも暫定サイトですので、デザインは、外観>カスタマイズ>追加 CSSを使って、なんとなく調整しました。

後悔①知り尽くしたテーマを使うが吉

使ったテーマはほぼ初見でしたが、単にCSSを調整するだけなら問題ありませんでした。しかし、運用開始後にコロナ禍が発生。せっかくなので、ブログを書くことになり……問題が発生しました。

なまけるこ

あれれれれ、サイトの構成が複雑になった〜〜〜!

というのも、制作実績に「投稿」を使っていたため、ブログがトップの制作実績一覧に表示されてしまうように(投稿は制作実績にしちゃおうと考えてたからですね)。
テーマの機能で解決できましたが、学習コストがかかりました。

  • トップ(フロントページ)
  • 会社概要(固定ページ)
  • サービス紹介(固定ページ)
  • 制作実績(投稿)
  • ブログカテゴリ①(投稿)
  • ブログカテゴリ②(投稿)
  • ブログカテゴリ③(投稿)
  • お問い合わせ(固定ページ)

さらに、キャプション程度の文章が入る予定のデザインで、ブログを運営すると……、モジモジしてものすごく見づらい〜〜〜!

なまけるこ

用途によって適切なデザインも変わりますからね。
最終的に、ブログ優先のフォントサイズを調整しなおしました。

教訓:機能・構造を理解してるテーマを使おう!

後悔②:妥協点の事前すり合わせ

暫定ではじめたサイトでも、運用を始めると、気になる点が出てくことはよくあります。「不満点をピックアップし、要望をまとめてから外注するといいですよ」と、お伝えすることにしていますが、期待値がずれていると、お互い不満が出てきます。

なまけるこ

求める期待値を、事前にすり合わせましょう。

レーダーチャートを使って期待値をすり合わせる

なんとなくで合意すると、お互いの認識がズレているかもしれません。レーダーチャートを作って、妥協できる点と妥協できない点を振り分けてもらうと良いですね。

例えば、持ち点20点を、同じ項目に配分しても、上と下では、ずいぶんイメージが違うのではないでしょうか。

価格、納期、デザイン、コンテンツ、集客力、コンバージョン力、メンテナンス性
安く、早く、程よい見栄えでOK
集客力&コンバージョン力重視

依頼者が求めているものが、苦手な制作者や制作会社に依頼してしまうリスクもありますので、お互いに明文化しておくと幸せです。

長いおつきあいを見すえているなら、コミュニケーションはしっかりと

今回、わたしたちの認識は「安く、早く、程よい見栄えでOK」リリース後「早い段階でリニューアルしよう」でそろっていましたが、可能性について考慮できませんでした。(っていうか、パンデミックなんて予想できないよね!?)

とはいえ、認識をそろえた上で、温度差もしっかり埋めるための、やりとりを念入りにできたら良かった。と、反省しました。

なまけるこ

選んだテーマの機能に縛られた運用になるよ〜。ダサくても、拡張性のあるテーマの方がいい気もするけど、問題ない?

そうだねぇ、早い段階でしっかりサイトをつくるつもりだけど、予算を捻出できるかまだわからないの。ということは、妥協して使い続ける可能性も見据えたほうがいいよね。拡張性のあるテーマにしようか。

懸念点をふろしきに広げ切った状態で、優先度をつけて対応できる凄腕になりたいものです。

教訓:長いおつきあいになるなら、しっかりコミュニケーションを取って、ある程度の可能性についても考慮して話しましょう。

後悔③:運用方法は真剣に

暫定サイトとはいえ、ある程度のゴールは見据えておきたいもの。依頼者のオーダーが、目指すゴールにたどり着ける道なのかを判断することも大切です。

  • どのような目的でサイトを使うのか?
  • パンフレット&名刺がわりで、本当にいいのか?
  • ブログを書く可能性は10%未満なのか?
  • お知らせや告知を行う予定はあるか?
  • 直近1〜2年で、どのようなビジネス展開を予定しているのか?
  • 運用にはどの程度時間をかける予定か?

ヒアリングしながら方向性を調整し、そこから制作に取り組むのがベター。制作費よりも制作前に工数を掛けたほうが、あとあと使い勝手の良いサイトになると思います。

教訓:ヒアリング後に、使用テーマを選ぶと吉

もう一度暫定サイトをつくることになったら……

もしもですよ? また、WordPressを使って暫定サイトをつくることになったら……どんなテーマを選ぶか考えてみました。

とりあえず暫定でサイトを育てたいなら、使い慣れたテーマ。できたら自作テーマをを選びます。学習コストが不要で、状況に合わせて柔軟に調整しやすいからです。

ただし、工数が都度かかることになるので、ある程度のランニングコストを見据える必要がありそうです。

なまけるこ

このブログは、過去のサイトやブログで使ったパーツ(モジュール)を組み合わせて作りました。
レベルは低かろうと、調整しやすいので、趣味で運用するならこれで十分。

依頼者側も、ご自身でずっと運用していくのか? サポートは都度外注するのか? を、考えておくと、後悔しない暫定サイトが作れそうですね。

おわりに

後悔した話ではありますが、もとから長い付き合いなこともあり、幸い人間関係にヒビは入りませんでした笑。ほっ。

それでは〜。

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