羊毛フェルトの作り方〜可愛いオリジナルマスコットづくりのコツ
最近、羊毛フェルトにはまっています。欲しいぬいぐるみを「作れる」ところが最大の魅力で、娘といっしょにチクチクしています。
ふわふわしたわたのようなフェルトを、専用の刺し固めるうちに、フェルト状になるんですよ〜。
何回かチャレンジしているうちに、なんとかコツがわかってきました。
マニュアル通りに作れない親子なもので、オリジナルマスコット作りに特化して、楽しんでいます。
粘土人形つくれる。絵が描ける。
なんとなくカタチが作れるタイプの人なら、オリジナルのマスコットも簡単につくることができるので、ぜひぜひお試しください。
羊毛フェルトの道具
羊毛フェルトはかなりお手軽に始められます。
いろんな道具がありますが、本当に必要な道具はたったの2つ。
- 羊毛用ニードル
- フェルティングマット
- 糸切りバサミ※
- 目打ち※
※の道具もあると作業が楽になります。
普通のハサミやつまようじ等でも代用できますよ。
時短アイテム
時短したくなったら、便利なアイテムをそろえましょう。
我が家では、後からちょっとずつ買い足しました。
- ニードルわたわた
- フェルトパンチャー
- 指サック
ニードルわたわたを、マスコットのコア(中心)にすると、刺し固める時間を短縮できます。針が複数付いているフェルトパンチャーを使うことで、かなり時短することができますよ。
自分に向いてそうか試して、ハマりそうだなあと感じてから、スターターキットを買うと良さそうです。
わたしも、娘と使えるようにAmazonでお手軽なセットを買いました。
羊毛フェルトの材料
道具の他に必要になるのは、もちろん「羊毛フェルト」!
作りたいマスコットが決まっているなら、必要な色を購入。
まだ何を作るか決まっていないときは、たくさんの色が詰まったセットがおすすめです。
また、プラスチックの「さし目」と呼ばれる目のパーツがあるとマスコットを作りやすくなります。
- 羊毛フェルト
さし目
- るこ
- フェルトで目を作ることもできるのですが、細かいパーツを同じサイズで作るのはかなり骨が折れました〜。さし目は買いたい奴……!
どこで買えるの?
ユザワヤ・トーカイ等のハンドメイドショップであれば、取り扱っていることが多いです。
さし目はお店によって置いてある場所が違います。
聞いてみるのが一番早いかもしれませんね。
もちろん、定番のAmazon・楽天等のオンラインショップもおすすめです。
ユザワヤ 店舗情報Tokai 店舗情報
ちょっと試してみたい
お試しなら100均のキットがおススメ。
針・素材・説明書込みなので、まずトライしてみたい!
という方にはぴったりですね!
子どもでも作れる?
針を扱うため、小学1年生程度を目安にすると良さそうです。
指をさすと危ないこと、強く刺すと針が折れてしまうこと。等をお伝えできれば、制作自体はカンタン。
一度コツさえつかめば、一人でも作れるようになります。
まずは、フェルトのボールを作ること(丸いもの)から、練習すると良さそうです。
- るこ
- 娘はした絵も描かずに自由な感性で海の生き物を作ってましたよ〜
オリジナルのマスコットを作りたい方向け!制作手順
マスコットづくりの第一歩は、何を作るか決めること!
設計図としてどんなキャラを作りたいか描いておくあとあと役立ちます。
というのも、羊毛フェルトは、羊毛でできたワタを針でチクチク差し固めて形をつくるのですが、これが結構時間がかかるんです。スキマ時間で進めると、続きはまた今度〜ということになりかねません。
続きを作るときに、どんなマスコットを作りたかったのか忘れてしまうともったいと思いますので、とりあえずメモ程度にでも描いてみるといいですよ。
上下左右から見たイメージも描く
羊毛フェルトの場合は、立体物のため、上下左右から見たイメージがあると、より作りやすいです。
面倒でなければ、是非是非描いてみてください。
もちろん、作りながら考えて調整したっていいですよ〜。
趣味ですからね、ゆる〜く楽しもう〜!
本体のコアを作る
ニードルわたわた(羊毛フェルトでもOK!)でざっくり形を作ります。
わたを千切り、丸めて、チクチクします。
本体は比較的すぐできあがりますよ。
羊毛フェルトのみで刺し固めることもできますが、ある程度サイズ感がある場合は、ニードルわたわたがおすすめです。
- るこ
- 羊毛フェルト用のニードルには、いくつか太さがあり、太い針を使って固めると早いです。
羊毛フェルトで肉付けしていく
薄く引き伸ばしたフェルトを、ロールキャベツを作る気分でどんどん巻いて、チクチク刺すことで固定していきます。膨らませては差し固めての繰り返しで形を整えます。
凹ませたい・小さくしたいところは差し固めると凹みます。
盛り上げたいときは、多めにフェルトを盛り、凹ませたい部分を凹ませることで、盛り上がりをつけたりします。
どの程度差し固めたら良いの?
硬さはお好みで良いそうです。ふわふわ目が良いなら、柔らかく差し固め、かっちり自立するくらいが理想であれば、ガチガチに、場合によっては針が通らない位に差し固めましょう〜〜!
個人的には柔らか目が好きですが、毛羽立ちがきになるため、表面のみ仕上げ用のニードルで差し固めるようにしています。
表面もふわふわにする場合は、中を差し固めて表面はフワフワ目にフェルトを盛ると固崩れしません。全部ふわふわにすると、形が壊れちゃうんです……涙。
目のパーツを差し込む
顔はマスコットの命! ということで、形が出来上がったら、最後に目をつけましょう。
目刺しやつまようじで、フェルトをグリグリし、穴を空けます。接着剤をつけたサシ目を差し込んで固定したら完成です。
ちなみに、穴を開けるときはちょっとホラー。最初は良心が痛みました……。
- るこ
- 丸型のサシ目の他に、猫ちゃんのような目や、楕円のサシ目も売っていますよ〜
仕上げ
残っている羊毛フェルトをうっすら巻いて、仕上げ用のニードルでチクチクチクチクすると、毛羽立ち少なめかつ、穴が目立たない仕上がりになります。
Before Afterを見比べてみてくださいね。
完成後の楽しみ方
飾って楽しむもよし、キーホルダーにしてもよし。楽しみ方はそれぞれ。
我が家では、まずはママが撮影。
終わった後は、娘の人形遊びの仲間として迎えられています。
自分の作ったぬいぐるみで、子どもが遊んでくれるだなんて、正直嬉しすぎる!
子ども自身も、自分で仲間を増やしており、自由度の高い遊びができそうです。