「ゼロ秒思考メモ」で、頭の中に渦巻いている雑念を手放そう
ゼロ秒思考メモは、悩みが多かったり迷いが多い方にぜひオススメしたいメモ術。
書き方は簡単なので、是非お試しいただきたいっ。
紙を持ち歩くことがネックなら、iPadやスマートフォンを活用するのがオススメ。
著者の赤羽さんの考えたフォーマットを崩すのはオススメできませんが、やれないよりはデジタルツールを使ってでも続ける方が効果がでるはず!
この記事では、書き方のルール、効果、iPadでゼロ秒思考メモをとる方法についてまとめています。
考えを手放せない人にオススメ
人間って、既に手に入れているものの価値を何倍にも感じる生き物なんだそうです。今となっては価値のないものを、後生大事に抱え込んでしまう。
わたしはどちらかと言えば「モノを手放すことに抵抗のない人」だと思います。
今や、かけがえのないモノって娘くらいで。
モノは捨てられる、でも頭の中は雑念でいっぱい
でも、夢ややりたい事、アイデアを捨てるのがとっても苦手。
わたしの荷物の大半って紙でした。
Scan Snapを導入して、紙を捨てられるようになったけど、形がなくなってもダメ。
いまだに書きたかった話のアイデアや、作りたかったサイトのアイデアがくすぶってたりする。
ブログもそーだし、仕事もそーだし、形にならなかったアイデアの残骸に埋もれて死にそう。
完成させる以外に、半端な未練を断ち切る方法はないのかと悩んでいます。
だって、全部実行できるほど時間は無いんだもの。
物事に優先順位をつけるように、やることとやらない事も決めないと、いつまでたっても前に進めない。
堂々巡りだったわたしの前に現れたのが、ゼロ秒思考の本でした!!
「ゼロ秒思考メモ」のこんな所がすごい
- ルールが簡単で、すぐはじめられる
- 誰でもやれる
- ホントに頭がスッキリする
- モヤモヤが減る→行動できて自信が付く
- どうどう巡りしなくなった
もてはやしたいところは沢山ありますが、「ゼロ秒思考メモ」の最も素晴らしいところは、簡単なところ。
手帳術やノート術の本って沢山ありますが、フレームワークを使いこなすどころか振り回されてしまうんです。
「あれ、ここどんなルールでやるんだっけなぁー」
覚えていないので、その時本を持ってないと使いこなすことができず……。飽きて辞めちゃう。続けずに効果が出るわけないのに、すぐ挫折してしまうんです。
ところが「ゼロ秒思考メモ」は簡単なので気軽に取りかかれます。
これがホントに素晴らしい。
「面倒くさいなぁー」と思う要素がひとつもないんですもん。
ゼロ秒思考メモの取り方
- A4の紙を横位置におく
- タイトルを書く 右側に日付を書く
- 下に箇条書きで4〜6行連想したことを自由に書く
- 各行20〜30文字(抽象的すぎず、細かすぎず)
- 制限時間は1枚1分
- 毎日10枚書く
ねっ、めちゃ簡単だと思いませんか?
本を読んでなくても試せるレベルです。
1枚1分、20〜30文字文字で4〜6行という縛りが優秀
ゼロ秒思考メモの素晴らしいところは、お題をつけること、そして縛りです。
昔からノートに思いの丈をぶつけてきたので、雑念を吐き出すことに抵抗はありません。それどころかツラツラ書き続けられる自信があります。
ですが、ダラダラ書き続けると、堂々巡りが始まります。
気づくと感情的になって、自分に酔ってしまったり、出口のない迷路を好んでさまよいだすのです。
しかも、ノート10ページにびっしり書いた大作と、ゼロ秒思考メモ1枚で得られるスッキリ度、同じくらいなんです。1分で書いたゼロ秒思考メモの方がスッキリする気も。
ゼロ秒思考メモなら、10分あれば10つののモヤモヤが解消する計算になります。
根が深いモヤモヤだとしても、30枚も書いてみれば変わります。
ところが、100枚ほど書いた頃。
日数にして約6日で挫折してしまったのですー!
えええ、こんなに褒めちぎったのに〜〜。
挫折の理由は、A4の紙を持ち歩けなかったこと
声を大にして訴えたいんですが、小さな子どもにとって紙って絶好のおもちゃ。
目につく場所に置けません→自分も存在を忘れる。
更にお出かけするときに持ち歩くにはA4の紙って大きい→やっぱり存在を忘れる。
家で仕事をする日は書けたけど、オフィスで仕事する日は書けない。週末は書けない。書いてもフォルダに分けて整理する余力がない。
紙をもちあるけなかったが為に挫折してしまったのです。
挫折したことで気づいた効果
アウトプットしないとモヤモヤが溜まっていくんだ。メモにすることで頭がスッキリするんだ! ということがよーくわかりました。
ノートにモヤモヤしたことを吐き出しても、思ったよりスッキリしない。お題によってはブログに吐き出してみるも、時間が掛かりすぎ。
うーん、やっぱりゼロ秒思考メモが使いたい!
iPad mini + keynoteでゼロ秒思考メモを始めました
著者の赤羽さんは手で書くのがいいって言ってましたし、わたし手書きしたい派なんですよー。「A4なら太めの万年筆ですらすらっと♡」と夢見てたんです。
でも、書けないよりはiPad mini使ったほうがいいでしょ?
iPad miniで書く利点
- どこでも書けること
- ベッドの中でも書けること
- 暗くても書けること
この3つが、子持ちの主婦にはめっちゃありがたいんですよ。
子どもが寝たから自由時間〜! と思いきや、ママが横に居ないと起きちゃうとか、リビングで夜更かししてると、夫にそんなことしてるなら仕事か家事したら? って言われちゃうとか(笑)、色んな障壁があるんです。
iPad mini +Keynoteなら、障壁を打ち破れるっ!
(iPadでも良いと思いますが、どこでもというには、少々大きいです。iPhoneはKeynoteを使うには少々小さいような気がしています)
個人的にはパソコンやBluetoothキーボードを使ってカチャカチャ打つより、フリック入力でタラタラ打ってる方が、手描きに似た気分になります。
速度的には1枚1分で丁度良いくらい。
日付を1枚ずつ書くのが難しいので、表紙に書いてます。
続けるためにiPadを使うけれど、書ける時は紙にも
「iPad大好き!」な私の場合、iPadを使うことが続けるための鍵になりそう。
でも、真っ白な紙に向かうときの少し改まった気持ち。筆を走らせるあの感覚。やっぱ大好きなんです。
うま〜い塩梅で両方使っていきたいと思います。
デジタル×アナログ両立のコツ
アナログで書いたメモは、ScanSnapでEvernoteに取り込む。
デジタルで書いたメモも、Evernoteに保存する。
こうすることで、Evernoteで一元管理できるのでいいんじゃないかなーと思ってます。
おわりに
若かりし日は小説と漫画以外の本を読んだことってなかったのですが、年々ビジネス書的なものに手を伸ばすようになりました。
しかし、アホウなわたしの場合、読んでも糧にならないことが多いのです。
ところが「ゼロ秒思考」は、再現性が高く実行しやすかったため、価格以上の効果がありました。
「ゼロ秒思考メモ」はこれからも是非是非続けていきたい習慣です。
「ゼロ秒思考 行動編」も買ってみたので、何か発見があったら記事としてアウトプットしたいと思います。