素敵な時間をありがとう。3歳3ヶ月自然卒乳しました!
1歳半で断乳しようとチャレンジするも、自分の気持ちが不確かで、卒乳を目指すことにしたわたし。
夫には、「いつになったら卒乳できるの? このままずっとおっぱい吸ってるんじゃないの?」
とつめた〜い言葉をかけられてきました。
1歳半を過ぎると、周りにもなんとなく言いづらい空気になってきます。
笑い話風に自分から話すようにしていましたが、滑舌の良くなった娘が、人前で「パイパイおっぱ〜い!」というと、後ろめたい気持ちになりました。
勝手なもので『娘ちゃん、お外では言わないで〜〜〜』と焦っていたのです。
6歳でもチュッチュしている子がいると聞いて、そっか〜まあ気長にいこっかなぁ?
と思うようになり、夫も呆れて何も言わなくなった頃のこと。
おっぱいを欲しがる回数が減ってきました。
そして、ママのおっぱいから旅立って行ったのです。
1歳頃に断乳するママたちが多い中、なぜ続けたのか
娘はかなり手がかかる子で、背中スイッチ付きの抱っこちゃんでした。
にもかかわらず、4カ月から保育ママさんに預けて仕事復帰したことへの負い目。
「たくさん甘えさせてあげられなかった分、長く甘えさせたい」
「おっぱいを吸うときの娘の顔、幸せそう。かわいくってもっと見ていたいなぁ」
と、わたしが思っていたからだと思います。
娘はママの期待に応えてくれたんだよね。
卒乳の前にはばかる敵、その名も夫
そのうちわたしの気持ちは「卒乳を目指したい」に固まっていきました。
しかし、カラシを塗って断乳しろという夫。
ママと娘にとって至福の時間の授乳。
それを続けることは「悪だ」と言われるのはとても悲しいことでした。
説得したくて、長期授乳のメリットとデメリットについて調べたりもしました。
長期授乳もいいことがあるんだと少しはわかってくれたようでしたが、つどつど嫌味を言われ続けたのでした(笑)。
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おっぱいとの別れはある日突然やってくる
ママと娘とおっぱいとの共存がはじまって3年3ヶ月。
朝起きると「パイパ〜イ!」
帰ってくると「パイパイおっぱい!」
これといって、卒乳しそうな予兆はありませんでした。
2歳半ごろから「3歳になったらパイパイばいばいだよー」
とお話していたのですが、
「娘ちゃんは3歳、パイパイは2歳まで!」
「じゃあパイパイのめないよ? パイパイいままでありがとう♪ ばいば〜いってしてね♪」
というと我に返って、
「娘ちゃんは2歳〜! パイパイも2歳〜!」
と年齢詐称して吸いつづけてたんです(笑)。
まぁそんな簡単に切り替えられないよね〜。
「寝る前に飲むと虫歯になるから朝起きたらね」とだけお約束して続けていました。
そのうち、朝起きてもおっぱいを飲まなくなった
いままでは目が覚めると不安で、おっぱいを飲みたがっていました。
わたしが早起きするようになったことも影響したのでしょうか?
目が覚めるとトコトコトコっとリビングまで走ってくるようになったのでした。
スムーズな目覚めだからでしょうか?
もう、満足するほどパイパイが出ないと知っているからでしょうか。
少しおっぱいに顔を埋めるも、「ぎゅうにゅ〜」というのです。
日に日にその頻度が高くなりました。
最後の授乳
わたしが覚えている最後から1回前の授乳。
娘ときたら、チュッっと飲んだおっぱいを吐き出しました(笑)。
あんまり飲んでなかったから、古くて美味しくないおっぱいだったんだよね。
それが決め手になったのか、その後1回だけ飲んで、パイパイを飲まなくなったのでした。
赤ちゃんごっこをしているときは、服の上から軽く口を当てますけどね(笑)。
あれが最後の授乳タイムだったなんて、ママ知らなかったよ〜〜〜!(涙)
あれ? なんかもっとこう、印象的な出来事があるわけじゃないの?
感動のお別れじゃないの?
卒乳って、日常の延長線上にあるんですね。
そりゃ、辞めようと思ったこともあります
なあんて、いい話っぽいことばっかり書きましたが、そりゃあね!
辞めたくなるときだってありました!
どんなときに辞めたくなるって、やっぱり「痛い」ときです。
おっぱいを噛むのは赤ちゃんだけではありません。
不満があるとき、ママが痛いと知っていてわざと噛んできたりします。
出ないのに吸われすぎて擦過傷(さっかしょう)ができることもあります。
それでも欲しがられたり、そい乳してほしがったりします。
そんなときは「痛いっ!」という声をグッっと飲み込んで、涙が滲みそうになっても遠い目をして、早く終わらないかな〜と思うのでした。
おわりに
3年3ヶ月、毎日毎晩ぴったりくっついて、娘のぬくもりを感じてきました。
長らく続けてきた母乳生活もとうとう終わりなんだと思うと、はぁ〜〜〜感慨深いよ〜〜〜。
いいことだけではありませんでしたが、正直な気持ちをいいますよ〜〜!
卒乳まで粘ってよかった〜〜〜〜!!!!
長期授乳でお悩みの方、もうちょっと続けてみたいけど周りの視線が……と悩んでいる方。
大丈夫、いつか自分から旅立っていきます。
人の意見に流されて決めてしまうと、後悔が残るもの。
自分が辛くないのなら、卒乳まで粘るのもいいものですよ。
やり遂げた〜〜〜! という達成感がありますから(笑)。
あ、虫歯には気をつけてくださいね……。
授乳の時間が、あなたとお子さんにとって素敵なものでありますように〜〜〜!