小1の壁「習慣づくり」に対する親子のストレスとは
5月も半ばになり、娘は小学校に慣れてきたようです。しかしママはぐったり。
「噂に聞く小学校の壁とはなんだったのか?」について考えてみました。
現在保育園に通園中で、来年小学生にあがるお子様をお持ちの、お父さんお母さんの参考になれば嬉しいです。
小学生になって良かったこと
まずは良かった点からお話しします。
小学生になるのは悪いことばかりではありません。
子どもの成長を見ることができますし、親の立場からすると「ひと段落ついた」ような気がします。
自分でできることも増え、受け答えもしっかりとしてきて、社会で生き抜く準備の第2段階へ突入する素敵な時期です。
親目線ではこんな良いことがありました。
送迎から解放された=1時間半時間が増えた
保育園は送り迎えが必須で、連れて行く・連れて帰るの行為が毎日重くのしかかってきます。
近くの保育園に通っていても、スムーズにいくとは限らないため、とにかく「時間が読めない」という悩みがありました。
しかし、小学校には「ゴネても仕方ない学校が決めたルール」があります。
どんなに寝坊しても、遅刻しないように家を出ますし、帰りもお友だちとサクッと帰ってきてくれるようになりました。
送迎がないだけでこんなに楽チンなんだなあ・・・としみじみですよ。
お休みの日もお友達同士で遊ぶ様になった
今までは、ママがマンションの下にゴミ捨てに行くだけで、大騒ぎ。
一人で雑務すらできない環境でした。
ところが、娘一人で登下校できるようになり、とうとう、お友だちと遊べるようになりました。
年長さんくらいから、ママと遊ぶよりお友達と遊びたかったようで、悪態をつくようになっていたのです。
娘も不満ですし、悪態をつかれる側も負担。しんどい日々でした。
いっていい場所は決まっていますが(信号を渡るところには行けないルール)、お友だちと遊べるようになり、本人もとても嬉しそうです。
おかげさまで、娘も楽しそうで、ママには自由時間が訪れるようになったのです!
うう、すごいよ〜〜〜。
いまも自由時間にブログを書いてます笑。
まだ見ぬ小学校への不安がきえた様で、情緒が安定した
年長さんの頃は、「小学生になりたくない」と突然泣き出すことがありました。
小学校は勉強をするところ。遊んでばっかりいられないこと。
お姉ちゃんになる。というイメージが娘にとってはプレッシャーだったようで、年長さんの一年間、ずっと様子がおかしかったんです。
お世話的なケアと比べると、メンタル的なケアはデリケートで、親としても気をもむ部分でした。
嫌だ嫌だといっていたお勉強も、国語以外は楽しい様子。遊びみたいだもんね。
子どもにとっての壁「宿題」「生活・準備」「登下校」
壁といってもママに対しての壁、子どもにとっての壁の二種類があると思います。
その中で、子どもにとっての壁は「習慣づくり」が主になります。
「宿題」の登場
小学生になって一週間経った頃から、徐々に宿題が始まりました。
はじめは、ひらがなドリル1枚。
5月中旬には、ひらがなドリル2枚、計算ドリル1枚、音読に増えました。
学童保育でやってきてね。とお願いしていても、なかなか思い通りにはいかず。。。
嫌々やっているからか、字が雑。問題を読んでいないなど、ツッコミどころ満載。
チェック、丸つけは親の宿題ですし、音読は外ではやってこれませんので、本人の気が乗らないと、苦痛の宿題タイムが1時間続きます。
サクッとやったら15分くらいなんですけどね。。。
寝る時間が学校で決められている
小学生は6時半起床、21時就寝というルールが学校で決められており、生活習慣を自分で評価する表を毎日持っていく週間がありました。
保育園時代は22時半就寝、7時半起床だったため、この習慣がなかなかつかず、毎朝怒りっぱなし。
しかも、遅刻するわけにはいかないので、朝食が少しだけ。のような結末に。
ルールを守るために不健康になっている気がしました。
通常下校の場合は問題のないスケジュールかもしれません。
しかし、18時まで学童にお願いしている場合は、寝るまでに3時間しかありません。
その3時間に
- 宿題
- 明日の準備
- お風呂
- ご飯
- やりたくてたまらない遊び
を詰め込む必要があるんです。
遊びはすべて終わってからね!
というお約束にしておりますが、時間がなくなって寝る前に大騒ぎするケースも増えていて、なかなかうまく行きません。
子どもは子どもで、学校で頑張っているので、家ではダラダラしたいんですよね。
- るこ
- 色んな意味で、ハード……
一人で登下校する習慣への不安
保育園は誰かの送迎があることが前提。一人で、園外を行動することがありませんでした。
そんなぴよぴよちゃんが、突然自分で学校に行き帰ってくるんです。
性格によるようで、初日から「一人でいってくる〜」と言っていたお友だちもおりましたが、娘は怖くてたまらないようでした。
性格によっては、当分送迎が必要かもしれません。
- 1〜2週間目は校門まで一緒に登校してお別れ。
- 3週間目から、お友だちと待ち合わせて登校するように。
帰りは、4月いっぱいは学童にお迎えにいき、5月に入ってからは本人と確認しながらお迎えするか、ひとりで帰るかを決めています。
馴れるまでの間は、お仕事のスケジュールに余裕を持たせておけたら良いですね。
親にとっての壁「プリントの多さ」「連絡帳」「提出物」
親もやることが増えます。
細かな事務処理が多いため、事務の苦手な私は妙につかれてしまいました。
プリントが多すぎる!!
- るこ
- 保育園って、働くおかあさんのために、頑張ってくれてたんだなぁ。
小学校のプリントは、一日に1〜5枚ほど届きます。
どれが緊急度の高いことかもわからないので、目を通して緊急度の高いモノは対応。
それ以外も忘れては大変なので、壁にマステで貼り付けることに。
- るこ
- 冷蔵庫にはりきれなかった〜(;´∀`)
更にプリントの内容がわかりづらいんです。
- るこ
- 要点から教えて! 結論から教えて! 挨拶は要らないから!!
と、思わず突っ込みたくなる、文字だらけのわら半紙に、私の心はめげました。
願わくば、メール配信かpdf配信にしていただきたいものです。
参加の可否とかも、Googleフォームとかでサクッと集計したら先生たちもお仕事減るんじゃないでしょうか。
なんてことを言ったら大変なことになりそうなので、胸の内に秘めておきますが、小学校はかなりIT化が遅れてるんでしょうね。
連絡帳でやりとり……
やりとりは基本的に連絡帳で行い、子どもがメモを取る→先生が確認する→問題なければ先生の印鑑→保護者は「読みました」の確認印を押します。
何か相談事があるときも、基本的には連絡帳でのやりとりとなります。
- るこ
- この小さな事務作業がめんどくさい。。。
細々した提出物が多い
4月5月だけかもしれませんが、提出書類やお金のやりとりが多いです。
特に謎なのは追加で購入した教材費。
給食代などと合わせて口座から引き落としてくれたらいいのに!!
教科書も使うタイミングになってさみだれで届き、記名してから持っていく必要があり、だったらまとめて欲しかったなあと思いました。
学童保育のギャップ
保育園と学童保育はまったく違います。
娘の場合は、保育園のお友だちが沢山おり楽しいようですが、つまらないと感じる子も多いのだとか。
先生が何か企画してやってくれるわけではないし、制限有りの自由時間なんですね。
さらに、お休み期間や振替休日は9時スタート〜最大18時まで。
お弁当持参。
という制限があり、共働き家庭にしてみると、負担が増えることが予想されます。
保育園時代19時半お迎えだったお友だちは、企業が運営している学童に入れたり、鍵っ子生活を始めているようでした。
学級閉鎖時は、学童保育もお休みです。
想像するだけで、厳しいですね。。
- るこ
- どうやってやりくりするかを、早い段階でイメージしておきたいですね。
おわりに:親子ともどもに新しい環境になれることが大変!
小学校の壁は、子どもはもちろんのこと親にとっても、新しい環境が始まる、そのギャップのことを言うんだなあ。と感じました。
私は本年はPTA役員は担当していませんが、それでも旗振り当番などがあります。
共働き家庭にとっては、やりくりに頭をなやませる日々が続きそうです。