2016年01月24日 2020年08月29日

初めての自転車は何歳?幼児向け自転車選び3つのポイントとオススメ自転車

娘は3歳4ヶ月ごろから自転車を欲しいと言うようになりました。
三輪車もやっとこげるようになったくらいだしと……先延ばしにしてきたものの、とうとう買うときがやってきた!
そこでお世話になっている自転車屋さんに聞いたことをまとめました。
子ども用自転車を探している方の参考になれば嬉しいです。

子どもに自転車を買うなら何歳頃?

おぼろげな記憶によると、3歳のときは三輪車をこいでた記憶があります。ところが昨今の幼児は2歳にはストライダーを乗りまわし、早々補助輪なしの自転車に乗っている子もいるようです。
果たして、子どもに自転車を買うのは何歳ごろが多いんでしょうか。
生活のスタイルにもよりますが、年齢でいうならやはり3〜4歳で買うことが多いよう。
早い子は3歳〜多いのは4歳という印象でした。
2歳ごろ買ってみたものの、すぐに飽きてしまって置物化しているというご家庭も。
「そろそろ4歳だし自転車を」ではなく「子どもが興味を持っているから自転車を」というのが買うのに適した時期なんですね。

はじめての自転車選び3つのポイント

自転車を選ぶときに注意したいのは、下記の3つ。

  1. 身長とあっているか
  2. 安全性が高いか
  3. 本人が気にいるか

ポイント1:自転車のサイズに要注意!

自転車のサイズという観点からいうと、12インチ自転車は80cmから乗ることができるそう。

サイズ 推奨身長 対象年齢
12インチ 80〜105cm 2〜3歳
14インチ 91〜108cm 3〜5歳
16インチ 98〜119cm 3〜6歳
18インチ 103〜125cm 4〜8歳
20インチ 111〜135cm 5〜9歳
22インチ 116〜146cm 6〜11歳
24インチ 122〜154cm 7歳以上

しかし、12インチ〜14インチの自転車はいわゆる「幼児自転車」で、音がでるおもちゃが付いていたりするタイプ。三輪車の延長線上にあります。
お子さんが「どうしても自転車に乗りたい」というなら、激安自転車やストライダーを買って一時しのぎしてから、16インチ程度の自転車を買う方がいいと教えていただきました。
なぜ幼児自転車がオススメでないかというと……
12・14インチは、小学生になるまえに、1〜2回買い換えすることが大前提になります。
そして何より……

小口径の幼児自転車はスピードが出ない

14インチは5歳まで乗ることができます。しかし、タイヤが小さいのでどうしてもスピードが出ないんです。
一生懸命こいでるお子さんに向かって、アシスト付自転車にのったママが「早くしなさい」と叫ぶを見ると、言い知れぬ気持ちになるとおっしゃってました。
お母さんやお父さんと一緒に自分の自転車をこぐのであれば、16インチはあった方がいいとのこと。
お子さんが「どうしても自転車に乗りたい」という。
でも16インチに背丈が届かないのであれば、「おもちゃ屋さんにあるような激安自転車で一時しのぎしてから、16インチ程度の自転車を買う方がいい」と教えていただきました。

16インチは98cmから……少し身長が足りない場合は?

娘の身長は3歳10ヶ月で97cm程。
16インチの推奨身長98cmには1cm足りません。
しか〜も、実は自転車によって推奨身長が違うんです。
ブリジストン HACCHI16インチの適正身長は「102㎝~118㎝」。うわ〜5cmもたりない!
こうなると、自転車屋さんにみてもらうしかありません。
試し乗りしてみると、普通にこげてましたし足もついてましたが、三輪車と比べると安定しません。
転んで自転車がのしかかってくるとけっこう痛いので、気をつけてあげてください。
我が家は、春には背が伸びていることを見越して、大きめサイズでもOKということにしました。

ポイント2:安全性が高いか

安さを重視して自転車を選ぶこともできますが、あまりにも安い自転車は、安全基準を満たしていない可能性があります。
どうやって安全性が高いかを見極めるのかというと……。

BAAマーク

安全性を測る基準として、BAAマークがあります。
BAAマークとは、自転車業界の自主基準で、「自転車安全基準」と「環境に優しい製品」に適合した自転車に貼り付けされるマークのこと。
参考:一般社団法人 自転車協会 BAAマークとは

子どもの力でブレーキをかけられるか

自転車に限らず、すべての乗り物で大切なのは「確実に停まれること」。
自転車によっては、ブレーキが固かったり、手のサイズに対してハンドル&ブレーキが大きく握れないことがあります。
店頭で選ぶ際は、実際にお子さんの力でブレーキをかけてみてください。
また、ブレーキが握りやすいことをウリにしている自転車もありますので、そちらを選ぶのもいいですね。

ポイント3:本人が気にいるか

身も蓋もありませんが、本人が気に入らず、あまり乗らなくなってしまっては勿体ない!
特に女の子は、お友だちと自分の自転車を自慢しあったり、かわいいねと褒めあったりします……(ほんとに)。
安全性を満たした自転車の中で、本人の好みにあうデザインを選んでもらうことも、大切だと思いました。
ただし、デザインで選ぶ場合注意したいのが「キャラもの」。
キティちゃんやプリンセスのように、流行り廃れのないキャラクターなら良いと思います。
しかし「プリキュア」のように1年ごとに登場人物が変わる自転車はと〜〜〜ってもキケン。
買い替えをねだられる可能性があります……。
これらが欲しいと言われたときは、なんとか飽きのこないデザインに誘導してくださいね!(笑)

16インチでおすすめの自転車はこれ!

大型スーパー・ネット・自転車屋さんを見て回った結果、はじめての自転車におすすめしたいのは、ブリヂストンの自転車。
飽きのこなそうなデザインですし、安全性もクリアしています。
デメリットは少々お高いことでしょうか。

女の子なら♪ ブリヂストン ハッチ 16型

うちの娘は「ピンク色の自転車がいい」と言い張っていたのため、消去法でハッチのピンクになりました。
それだけではなく、小さな手でもバッチリブレーキをかけられる「こどもラクラクブレーキ」が決め手になりました。
細くて心もとなげなブレーキなのですが、それはそれは軽々と止められるんですよ。
色も品が良いパステルピンクで可愛らしいです。

親子でおそろいも夢じゃない♪ ブリヂストン BIKKE

ブリヂストンの子ども乗せ自転車BIKKEのキッズ版。
子ども乗せ自転車を選ぶとき、BIKKEは最後の最後まで候補にのぼってました。かわいいんですもの!
ママやパパがBIKKEをお使いなら、お子さんも同じくBIKKEにするとおそろいで嬉しいんじゃないかなと思いました。

男の子なら! ブリヂストン クロスファイアーキッズ

男の子なら、クロスバイク風デザインのクロスファイアーがスポーティで良さそうでした。

おわりに

ハイハイしていた赤ちゃんが、いつのまにやら自転車に乗れるくらい成長したんだと思うと、感慨深いモノがあります。
でもまだお子ちゃま。
加減を知らないお年頃です。
また、補助輪がついているとはいえ、すぐにスイスイ走れるわけではありません。
子どもが自転車で走っている横を早歩き&小走りで並走し、止まるところや危ないところを教えてあげてくださいね。
ケガや事故には気をつけて、自転車ライフをお楽しみください。

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