フルタイム復帰のタイミング?小学校2年生のお留守番事情&不安の解決方法
小学校2年生にもなると19時頃まで一人でお留守番する子が増えくるようです。
わが子はまだまだ危なっかしく、学童が終わる18時にお迎えできるように時短勤務しています。
本人に聞いてみると、周りの子に触発され「ご飯さえ準備してくれたらお留守番出来る」とのこと。
さて、夕食時のお留守番は、本当に可能なのでしょうか?
お留守番当事者、小学校2年生女子の声
一人でお留守番するという、7歳の女の子ふたりからお話を聞くことが出来たので、娘と照らし合わせて考えてみました。
5月生まれの女の子
お姉ちゃんが居ますが、お留守番中は一人だそうです。
「暗い中待つのは怖い。嫌」とのことですが、その声色はあっけらかんとしたもの。
どのような過ごし方をしてるかは聞けませんでしたが、サバサバしたタイプの子のため、不安がっている様子はありませんでした。
7月生まれの女の子
しっかり者の女の子で、一人でお留守番をして、自習したりアニメを見ながら過ごしているそうです。
おやつはチョコレート一かけだけ。
お母さんと妹ちゃんが帰ってきたら、妹ちゃんの準備もお手伝いしてあげるのだとか。できる子だわ……!
曜日によってはお友だちと子どもだけで習い事に通っていたりと、行動範囲も広く、お留守番出来る自分を誇らしく感じているようでした。
お母さんにお話を聞くと、「遊びの時間が減っちゃうからもっと遅く帰ってきて!」と言われることもしばしばだそう。
- るこ
- 過ごし方はそれぞれですが、能力的にお留守番することは出来そうですね。
3月生まれ一人っ子の娘の場合
何度か夕方1時間程度お留守番して貰ったことがあります。
しかし、とにかくお腹が空く様子。
本人から、お留守番するにはお弁当が必要だと強く訴えられています。
少しでも遅くなるとママをお迎えに行きたいと言い出すので、本当に家で待っていられるかが疑問です。
うーん。性格の差なのか、発育の差なのか。
日中のお留守番であれば、問題なく出来るようになりました。
※夫氏は週末の午前中眠っていることが多いため、私に通院などの用事があるときは、一人で待っていてくれます。
眠ってるとはいえ一人じゃないから良いのかな?
親目線・子目線のお留守番で不安なこと
一人でお留守番が出来るかどうかは、子どもの不安・親の不安、どちらもケアできる目処が付くか否かで決まると考えています。
娘の顕在化された不安は、お腹が空いたら耐えられないこと。
それだけならクリアできそうですが、今ひとつ踏み切れない自分がいます。
さて、親目線の不安はというと……。
親として心配な点をピックアップ
お子さんのタイプ、親御さんのタイプによって、不安な点は様々だと思います。
まずは気になる点を洗い出してみると良さそうだと考え、いくつかピックアップしてみました。
- るこ
- 文字にすると、モヤモヤがしっかり固定できるので、打ち手を考えやすくなるはず!
- 学校での悲しい出来事を話す時間が減るのではないか
- 3月生まれの自己肯定感低めな一人っ子
- 甘えん坊キャラ・寂しがりや
- 宿題・勉強面
- 家を荒らす
わたし自身が不安症な子どもだったので、一人でお留守番するのは怖いのではないか? 寂しいのではないか? 一人で抱え込んでしまうのではないか? という点がどうしても心配になります。
また、女子の人間関係は、小学校1年生の時点で複雑で、わたしが帰宅すると泣いていたことがありました。
娘のクラスだけ担任の先生が変わってしまったり、学童で上履きを隠されたり、頼れる学童保育の先生が移動になったりと、娘自身が不安な気持ちを持て余している時期だと感じます。
このあたりのメンタルケアはしっかり行いたいため、1.5時間のお留守番が、どのような影響をもたらすかが心配です。
一緒にいられる時間も減ってしまいますしね。
また、客観的に見て、宿題・勉強面については、とにかくやる気も自信も問題解決の糸口を見つける気もないこと。
娘は、好きなことを際限なくやってしまうタイプ。
ず〜〜〜〜っとぬいぐるみで遊んだり、Youtubeを見ていたり、だらだら宿題せずに過ごすことが目に見えています……。
さらに、定位置に片付けることが苦手なので、家があっという間にぐっちゃぐちゃに。
願わくばものは少なく、荒らさずに使いたいのです……。
お留守番の不安を解消しよう
小学校2年生の能力的には、できるのです。できるはずなのです。
こうやって書き出して、俯瞰(ふかん)すると、できそうな気がしてきました。
たくさんの不安が連なって、漠然とした心配・ストレスになってしまうんですよね。
ありったけの不安を書き出したら、打ち手を考えるだけ。
お留守番自体の不安
日中であればお留守番できる能力があることは間違いありません。
最長、台風の日に電車が止まってしまい、2時間半ほど一人でお留守番したことがあります。
また、1時間程度であれば、週1程度待ってもらうこともしばし。
はじめのうちは、たくさんFacetimeがかかってきましたが、今では頻度も減ってきました。
なんらかの連絡方法あれば待っていられそうです。
(良い時代になりました……)
後は、ルールぎめですね。
- インターホンに出ない
- 一人で外に出ない
- コンロに近づかない
- 水遊びしない
- 一人の時に刃物は使わない
あたりでしょうか。
学校での悲しい出来事を話す時間が減るのではないか
帰ってすぐにぶちまけタイムが30分〜1時間発生し、寝る前にも30分ほど発生するケースが多いのですが、実は中だるみしています。
吐き出してスッキリした後は、だらだら夕食を食べ、1時間もかけて宿題をし、ママに怒られているのです。
中だるみタイムを減らすことができれば、メンタルケアの時間はしっかり取りつつ、18時お迎え時と同じように過ごせそうです。
どのように中だるみタイムを減らすかが焦点となります。
宿題・勉強面
本人にやる気がないため、宿題・勉強面にかかる時間は正味6倍。
だって集中さえできれば、10分でできそうなボリュームに1時間かけているのです。
もしかすると、お留守番タイムが増え、ママとの時間が減ることで、1時間を10分に圧縮する気が湧くかもしれません。
希望的観測すぎるので、10分で宿題をする習慣をつけてもらうのが一番ですね笑。
時間がかかる理由はいくつかあるのですが、娘は字を書くスピードがとても遅く、読めない漢字も多いです(不思議と、習っていない漢字の書いてあるプリントが宿題に出てくる……先生……)。
- 活字に慣れる
- 文字を書くことに慣れる
この2つを楽しく、遊び気分でクリアできたら良さそうです。
娘はうんちくが大好きなので、漢字一つをとっても、由来や豆知識を知りたがるのですよね。
例えば朝に予習の時間を作ることができたら、わかることが増えて楽しくなるかもしれません。
家を荒らす
娘が家を荒らす理由は、主に
- お腹が空いた
- 工作の道具を探している
- ランドセルや持ち物を定位置に戻さない
の3つ。
おにぎりなどの軽食を、冷蔵庫の背の届く段に入れておく。
または、学童保育の軽食タイムに申し込む(夕方、別室でおやつを食べてよくなるそうです)。
工作の道具に関しては、日本語でラベルをふって、見つけやすく戻しやすいように改造中です。
何気に、ランドセルや持ち物が困りごと。
置き場自体は決まっているのですが、宿題をするためにリビングに持ってきては、中身をひっくり返し、定位置に戻さない。
というケースが頻発しています。
ランドセルの定位置をリビングに移動したらしたで、グチャーっとしたまま放置。
なんとかしたいのですが、本人と応相談ですね。
一番骨が折れそうです。
命には関わらないので、優先順位は低めですね。
- るこ
- そうそう、娘の場合、習い事の送迎は、人手を手配しております。迷子になっちゃいますし……。事件に巻き込まれたらと思うと気が気ではないので><
おわりに
親が思っている以上のスピードで、子どもは成長していきます。
2年生になってはじめての学年便りには「手をかけずに目をかけてください」と書いてありましたが、まさにそう。
ライオンが我が子を谷に突き落とすように、野生の動物が狩を教えるように、少しずつ子どもの「できる」を増やし、自己肯定感を積み上げていく段階なのだと思います。
一人でお留守番するなんて可哀想!
という意見もあるとは思いますが、自分たちの家族の形にあった方法を、選んでいけたら良いのですね。