2018年12月20日 2020年08月29日

【小1の壁の正体は?】二学期終了時点の感想まとめ

小一の壁シリーズ

二学期もとうとう終わりが近づいてきましたので、二学期終了時点での小1の壁についてまとめておくことにしました。

お子さんが小学生になった時、どんな暮らしが待っているのか、妄想するお役に立てますと幸いです。

小1の壁の難易度は前提条件で決まる

小1の壁の難易度は、どの程度周りの手を借りられるのか。お金で解決できるのか。お子さんの性格・素行。などで決まってくると思います。

我が家はこんな環境です。

  • ほぼワンオペ時短ワーママ(私)
  • 小1の娘
  • 夫(平日は存在していない)
  • 週に一度、娘を習い事に連れて行ってくれるおばあちゃん

一人っ子なので、「下の子との予定の両立がヒィヒィ! 」なんて事態にはなっておりませんが、遊び相手がママしかいないので、一心に娘の愛&八つ当たりを受けております。

二学期になって気づいた「小1の壁」の正体

小1の壁の正体はなんなのか? その正体は、細かいタスクの多さや、子どもを自立に促すための教育・習慣づけに関する工数の多さなのでは?
と、感じています。

小学校は小さな社会そのもので、自分と友だち以外のいろんな人たちと、ふれあっていく場です。そして、先生方の決めた規律を守る必要があります。

6歳ともなると、心は立派な一人の人間です。
語彙は少ないですが、頭の回転が速いため、切れ味抜群ですし、冷静に周りを見ています。大人の言葉も、振る舞いも、しっかり観察しています。
しかし感情を司る部分は子どものまま。
衝動に弱く、自制することが難しいです。

人間、どこまでも堕落できる生き物です。大人でも自制って難しいですよね。
わかっているにもかかわらず、子どもに「大人同様の自制心」を求めることになるのだから、酷だと思います(シビアではないにせよ)。

一気に求められることが増え、情報を処理しきれなくなってしまった子どもに寄り添い、思考と心のケアを行う工数も激増するのですから、そりゃあ親の精神的な負担もハートなわけです。

壁という言葉はとても便利ですが、ひと言でまとめられるものではありませんね。

夏休みの宿題は地雷

夏休みの何が辛いって、やっぱり宿題です。はああぁ、これがあと5回はやってくると思うと今から憂鬱です。

我が家の場合、苦労したのは、読書感想文と絵日記でしょうか。娘には文章を書く習慣がないため自分の考えを文書にすることが出来ず「何でも良いから書いてみなよー」といっても「何を書いたらいいかわからないよぉ」の繰り返し。骨が折れました。

自由研究は「子どもの興味のありそうなこと」から提案して決める作業が大変でした。1年生は、親の助けなしで自由研究を仕上げることは難しいケースが多いです。そのため、週末は自由研究! くらいのスケジュール感でしたよ。

二学期の記憶、飛びました

  • 持ち帰りのお手紙
  • 図工の作品(感想を求められる)
  • 日々の宿題
  • テストの講評(基本褒めのスタンス)

ある意味ルーチン化していたため、記憶が飛び出しました。

無心にこなすルーチンワークですが、娘のご機嫌や調子に左右されるため、スムーズに終わらないことも多く、心的ダメージが多大なのですよ。

二学期は行事がいっぱい

お楽しみ会、遠足、学芸会など、二学期は行事が目白押し。週末に行事があると、平日が振替休日になるんです。そのたびに学童保育&お弁当が待ち構えており、ワーママ的には非常に厳しい所。

更に、遠足で怪我をして形成外科のお世話になったりも。保育園の時はこんな怪我してこなかったのになぁー。小学生は活発なこと。こうやって、貴重な有給が消化されて行くわけですねー。

授業の内容がちょっと難しくなった

二学期からは漢字の授業が始まり、娘はちょっと楽しくなってきたようです。漢字は成り立ちがあるから面白いようで、読み方、書き順、成り立ちなどについて、自慢げに教えてくれるようになりました。漢字が読めるようになると、世界が広がりますし、これからもっと楽しくなると良いなぁ。

しかし、どうやら彼女、ひらがなが読めない様なのです。聞き取り問題や、漢字のテストはしっかり点を取ってくるのに、ひらがなが鏡文字になって間違っていた。また、長い文章、接続詞や句読点の多い文章が辛いようで、適当に回答しちゃうみたい。

日本語対策で、ママによる読み聞かせを復活! 本の楽しさを知ってもらうことが目的。

わからないとますます嫌になっちゃうし、まずは授業、楽しめたらいいよね。
楽しければ知りたくなる。自発的にやりたくなる。
小学生のうちは、勉強の楽しさに触れられたら良いというのが、私の方針です。

小学生は学級閉鎖が怖い

小学校は、保育園以上に病気が流行っている印象があります。何が怖いって「学級閉鎖」が待ち構えていること!
保育園は、インフルエンザで登園している子がクラスで5人でも営業しておりましたが、小学校はそうはいきません。

娘は9月末に一足早くインフルエンザA型にかかってしまったため、本人はすでに休んだにもかかわらず、学級閉鎖で登校できない可能性も。お、お、恐ろしい!

ワーママのお悩み・平日の習い事

娘は週に2〜3回バレエに通っています。本人が好きでやっていて、毎回楽しみにしているので、なるべく続けさせてあげたいのですが、送迎が問題になります。

大人の脚で徒歩10分ほど。自転車で5分程度の場所にあるのですが、大きな道路を越える必要があり、不安なのです。事故も多いですしね。

そこで、祖母にお願いをして、片道一時間かけて送迎してもらってます。習い事の日だけは、学童に行かずに帰れることもあり、娘にとっても息抜きになっているようです。

とはいえ、いつまでもおばあちゃんに頼みつづける訳にもいきません。2年生になったら、一人で行けるかな? 行けるかな? と、念押ししている所です。

個人的には、いろんな習い事を体験させてあげたーい! と考えてましたが、送迎を考えると難しいなぁ。

小1の壁を乗り越えたら楽になるの?

あくまでも予想ですが、壁を乗り越えると言うより、状況に慣れて麻痺してしまう。というのが正解だと考えています。乗り越えたからと言って、いきなり子どもが自立するわけではありませんし、やることが減るわけでもないのです。

好きなことに使える時間も、自分の時間も明らかに減りました。やれることが限られてくると、優先順位の低い、心のいろどり的な要素から、予選落ちしてしまいます。そのうち、自分らしさが何だったかも忘れてしまうんだろうなぁ。と思っては切ないですよー。

小2になったらお留守番できる?

我が家ではスマートホーム試作を進めており、お留守番自体は出来るはず。しかし、待っている時間の過ごし方が適切かは、話が別だと思います。

  • 家を荒らしていないか
  • おやつを食べていないか
  • 宿題をやっているか

娘の場合はこのあたりが怪しいです。

一度、台風で電車が止まってしまったとき、約二時間一人でお留守番してくれました。雨風が強くて心細かっただろうに、一人で待っていてくれたのだから、それだけで褒めちぎる勢いでしたが、その間に、おやつは食い荒らされ、リビングは台風が来たような有様になっていました。

お留守番が出来る。ということと、親の望むレベルのお留守番が出来る。の間には、大きな溝があったのです。

勉強や宿題は難易度が上がり、量も増える(はず)

果たしていつまで、お勉強を見てあげられるのかという問題も出てきそうです。教えられるように、自分も勉強する必要が出てきたら、今より更に忙しくなること間違いなし。

お子さんの性格にもよりますが、娘はママにべったりで、好かれたいのか、それとも、教えて貰えたから面白かったのかはわかりませんが、私が熱心に教えたことに興味を持ってきました。

親である自分がお手本となり、少しだけ先輩だよポジションで働きかけることが出来たら、娘に、たくさんの楽しいことを知るきっかけが訪れるのではないかとかと思います。

頑張れわたし! 負けるなわたし!

おわりに

小学校に進学してから、娘のことは好き。だけど、自分のことが置き去りで、満たされない気持ちでいっぱいだと感じてしまう自分に、罪の意識を覚えるようになりました。

良い母親とはなんだろう。

自分に問いかけたところで、答えを持ってはいません。それに、誰かにとっての最高の母親が、他の誰かにとっては最低の母親なこともあります。

誰かの目を意識するのではなく、「娘にとっての良い母親」に焦点を当て、自分のことも、娘のことも、環境のことも、責めることなく過ごしていけたら良いなぁと心から思うのでした。

それではまたー!

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