深い森に迷い込んだような、Dr.ヤンセンの万年筆用インク アンデルセン

インク沼シリーズも、このインクで当分の間打ち止めです。
万年筆に入れないことには沢山消費できないので、なかなか買えないのがインクの悔しいところな気がします。
中学生の頃、お金がなくてドクターマーチンやホルベインのインクが買えず(イラストを彩色するためのインクです)、カードリッジの万年筆インクを使っていたことがあります笑。あと小瓶に入った16色入りの万年筆インクにはかなーりお世話になりました。
こういう不純な使い方をすれば使い切れると思いますが、最近はやらなくなりました。
さて、「万年筆に入れるぞー!」と思って初めて買ったインクがDr.ヤンセンのアンデルセンでした。
このインクの色に惚れて、入れるためのPILOT PRERAを合わせて買っちゃったくらいグッと来たんです。
Dr.ヤンセンとは
ドイツ在住のドクターヤンセン氏がハンドメイドで作っている万年筆インク。
すべて、著名人の名前がついており、パッケージには著名人の肖像画が刻まれています。
ご自身がハンドメイドで作っているインクのため、安定供給が難しいことも特徴。

この肖像画はアンデルセンその人
なかなか買えないらしい
銀座伊東屋で見かけて、じーっと吟味していたところ「ヤンセン氏のペースで作っているため、いつでも同じ色が手に入るわけではない」のだと書いてあったことが、決め手になりました。
限定的なものに弱いんです。運命感じちゃって。
さらに、ハンドメイドインクのため供給量が少なく、日本国内では、銀座伊東屋と神戸のナガサワ文具センターのみでのお取扱いなのだそうです。
瓶の形が可愛い
イタリア製のこじゃれた瓶に詰められたインクは、持っているだけで著名人の作品の世界に連れて行ってくれそう。
ボトルの形もですが、ラベルも素敵です。


底のところにあるギザギザがレトロな雰囲気で素敵
どんな色があるの?
※後日伊東屋で調査してから追加します
ハンス・クリスチャン・アンデルセンはペトロール(青緑色)
わたしの選んだハンス・クリスチャン・アンデルセンは、北欧の森を思わせる深い色をしています。針葉樹。そう、もみの木のような。
アンデルセンの作品は、アナと雪の女王の原作になった「雪の女王」をはじめ、「みにくいアヒルの子」「マッチ売りの少女」「赤い靴」「おやゆび姫」「人魚姫」「はだかの王様」など、子どもなら読んだことのある物語ばかり。
少しもの悲しくて教訓がたっぷり込められた童話の世界を表すにしっくりくる色だなと思いました。
未読ですが、まさに「もみの木」という作品もあるのだとか。
このインクから感じるのは、「夜の森」に、しんしんと静かに雪が積もる。煌々と輝く満月が雪を金色に染めて、もの悲しさを優しく包んでくれるようなイメージ。
書いてみるとこんな色合い
2016年1月現在、万年筆があいていないため、ガラスペンで試筆したものになります。

明度は低いですが色は鮮やかです。インクが多くついたところは黒と見まがうような青緑に。
細い線や軽く書いた線は鮮やかな青緑になります。
おわりに
Drヤンセンが常備万年筆のインクからスタメン落ちした理由
とても好きな色のインクにもかかわらず、スタメン落ちした理由は「ハンドメイドインク」だから。
カクノやPRERAのような、プチプラ万年筆で使うなら良いのですが、万年筆が傷んでしまったら嫌だなぁ。。と考えてしまったからです。
そして、プチプラ万年筆は娘3歳の元に旅立ったため、使いどころがなくなってしまったのでした。
それこそ、ガラスペンでひっそり楽しんだ方がお互いのためかもしれませんね笑。
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