2016年01月02日 2021年11月25日

本文にぴったりな落ち着いた紫色。セーラー万年筆ジェントルインク 四季彩 時雨

セーラー万年筆ジェントルインク 四季彩 時雨

見慣れたセーラージェントルインク。

気づけば、神戸INK物語も含めて、セーラーのインクばかりになっていました。

なんだろう? 好きなのかな?
キャップを閉めた状態でひっくり返すと吸入に必要な量だけ溜まる、インクリザーバーも便利ですしね。
吸入式の万年筆でも最後まで使い切れそうなのがたまりません。

四季彩 時雨がどんなお色かというと

さて今回購入したのは、時雨。
四季彩シリーズは、日本の美しい四季をイメージしたシリーズ。
全8色の中で時雨は、秋から冬にかけておこる、一時的に降ったりやんだりする雨をイメージした色合い。
だからか、落ち着いた青みの紫をしています。
垂れ込めた冬の空を映した雨の粒って、こんな色をしていると言われたら、うん、納得です。

鮮やかな紫ではなく、彩度の低い紫色を探していたため、現物を見てコレだ! とひらめきました。

キャップの裏は鮮やか

とはいえ、キャップをあけてみると、かなーり鮮やかな紫のインクがくっついているように。
キャップを開けると…
紙に書いてみないことには、本来の色がわからないところが、万年筆インクの魅力ですね!
ドキドキしながら吸入し、万年筆を紙に走らせました。

書いてみると、落ち着いた青みの紫色でした

試し書きしているのは、ペリカンスーベレーンM600EF。
プラチナ センチュリー#3776 Mとほぼ同じ太さです。

インクの色むらを存分に楽しめるかというと否ですが、均一ではないので、万年筆を使う醍醐味もばっちり。
sailor-shigure_03
綿棒で伸ばしてみるとこんな色でした。
万年筆で書いても伸ばしても、そこまで違いはありません。

sailor-shigure_04
彩度が低いため目に優しく、それでいて黒がそこまで強くないところが時雨の魅力。
グレイッシュな紫色って品が良く見えます。

鮮やかな紫がみずみずしさや鮮烈さをもたらすのだとしたら、この色は年を経て円熟味を増した美しい女性。その美しさは色香でも肉感的なものでもなく、聡明そうな眼差しに宿っている。漂う香りは白檀。

そんな女性になりたーい!!
と言うわけで、みずみずしくてキュートなM600 PINKに入れてしまいました。
万年筆にもギャップ萌えってアリですか?笑

落ち着いた色合いなので、本文としての筆記に充分たえうります。
かなり使い良い色で、さっそく日記として使っているほぼ日手帳オリジナルのメインインクの座を奪いました。

色彩彩はコスパの良さも魅力

セーラージェントルインク 四季彩は税抜1,000円とお手ごろ価格。
どんどん書いても悔いの無い価格設定も嬉しいです。

神戸インク物語やパイロット色彩雫は1,500円ですので、2瓶買う価格で3瓶買えちゃいますから笑。

それではまた。

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