2018年02月07日 2021年11月25日

オトナの万年筆デビューにオススメ♡30代主婦が実際に使っているスタメン万年筆教えます!

書き物をするとき、筆圧がなくて腕が痛い……なんて方には万年筆がぴったり!
お気に入りの一品でデビューしてみるのも楽しいですよ!
美しい万年筆は、女性へのプレゼントにも良いかも?
この記事では、30代主婦が愛用している、五本をご紹介しています。

用語説明

ニブ:字幅の太さ。EF / F / M / B / BBの順で太くなる。
ペン先:万年筆に付いている金や銀色の部分。書き心地に関わる。
インクフロー:インク流量のこと。フローが渋いと細い線が、フローがいいと、ドバドバインクが出る。

ペリカン スーべレーン M600 F

高額万年筆はじめての一本が、神保町の金ペン堂で購入したペリカンスーべレーンM600でした。
本当は緑縞のM800という、ワンランク太軸な彼が欲しかったのですが、店頭で触らせていただいたらしっくりきたのがM600。
この太さと長さって、ドクターグリップに近しいのかもしれません。

ニブと呼ばれるペン先はFですが、渡来品は少々ペン先が太いため、国産のMより太字。
書き心地がとてもよく、A4の紙に大きな字でアイデアを走り書きするには最高の一品です。ゼロ秒メモを実践するときに活用していました。
インクはペリカンのロイヤルブルーを入れており、クリーム色の用紙に書き込むととても美しいところが最高。
先ほど殴り書きすると書きましたが、クリーム色の用紙であれば、手帳サイズであろうとこの子を使いたくなってしまうのでした。

ペリカン スーベレーン M600 EF

いくつになっても乙女は乙女、ビジュアル的に美しいので常日頃から持ち歩きたくなる姫君がこの、スーべレーンM600 EFピンクちゃんです!!
とにかく写真映えするので、ついつい撮影小道具として使っています。
ペン自体の書き心地は、バランス型といいますか、いつどの紙に書いても常にいい感じです。
そつないので、使用頻度はかなり高いのですが、書き心地の良さで言えば、金ペン堂のm600Fの方がわたしは好きですね。

セーラー万年筆 プロフィット21 F

小さめサイズの手帳に書き込むときは一番この子が気持ちの良い書き心地を発揮してくださいます。
というのも、こちらは購入時にペンドクターの長原さんに調整してもらったのです!!
書き心地は最高だし細字だし、なのですが、この子には2つの難点が。。。

ひとつめは、セーラー万年筆のブルーブラックのインクの匂いが鼻に付くんです~!!
インクが腐ってるのかと思い、買い直してみたんですがやはり同じ匂いがしたので、これはもうこういうものなんですよね。。
他社製のインクに変えようか悩んだまま変えれずじまいなので匂いが気になります。

そしてもう一個は、わたしの使い方が悪いの?!
キャップが壊れる~~!!
1度目はおチビちゃんだった娘と取り合いになって壊れてしまったのですが、にどめはなんだかよくわからないまま、キャップの縁が欠けてしまっていて。
書き心地が最高なだけに悩める存在なのでした。

↓修理できますよ

プラチナ万年筆 センチュリー#3776 NICE M

残念無念、使用頻度が低いのが、このプラチナ万年筆 センチュリーちゃんです。
本体はとても美しくて、サンドブラスト調の触り心地にうっとりため息が出ちゃう勢いなのですが、なんだかインクフローが渋いんです。
買ってみるまでわからなかったんですが、わたしは万年筆に「ぬるぬるっ」とした書き心地を求めていたんだなあと感じさせられました。
Mでも渋くて、ペリカンのFより細いくらいなので、次にプラチナの万年筆を買うときは、はじめてのBを選ぶと思います。

しかしながら好みの問題ですので、細字で繊細な文字を書きたい方にはとてもおススメです。
綺麗だし!

パイロット キャップレス・デシモ F

最後は、驚きのノック式万年筆、キャップレスデシモちゃんです。
この子に関しては、手帳用と決めて購入したこともあり、いまも同じシステム手帳にしっかりと挟まっています。
鉄ペンかつ細いニブのため、少々しゃりしゃりした書き心地ではありますが、それを補うほどの利便性が使用頻度ナンバーワンの理由です。
万年筆界のiPhoneカメラみたいなやつですよ。

ノック式ってほんとに便利で、

  • すぐ書ける
  • ぱっと見ボールペンっぽいから人前で出しても敷居が高くない
  • 雑に扱ってもオッケーな気がする笑

んです!

わたしにとっては、どんなに美しい道具でも道具は道具、使ってなんぼなんですよー。
だから、サクッと使える日本製の雑草魂(失礼)を持ったキミは、わたしにとって最高の友達です!!

おわりに


文字を書きたくて仕方がなくなるステキな万年筆5本♡いかがでしたか?
わたしとしては、振り返りをしているだけで胸が踊って仕方ありませんでした!

最近ではiPad & Apple Pencilにけっこうな出番を奪われている感がありますが、それでも尚、万年筆のかきごこち、お手入れに一手間必要なところなどなど、一度はまると愛おしくなることうけあい。
あなたのデビューのお役に立てたら幸いです。それでは。

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