どっちが始めやすい?ノート型の綴じ手帳とシステム手帳の違い
2018年のクリップブックブームを皮切りに、綴じ手帖だけでなく、システム手帳に注目が集まりました。
この記事では、システム手帳の良し悪しについて、まとめました。
綴じ手帳とシステム手帳の大きな違い
綴じ手帳とシステム手帳では、創意工夫の方向が変わることが大きな違いと言えます。
綴じ手帳の特徴は「販売元のこだわりが詰まっている」こと
代表的な綴じ手帳である、ほぼ日手帖・ジブン手帖・Edit・Quovadisなどの手帳は、コンセプトに沿ってページや機能を編集した状態で販売されています。
ある程度使い方を提案されていることが特徴。
創意工夫のポイントは、オフィシャルの提案する既存の枠を壊し、自由に・便利に使うかになりそうです。
自分なりの使い方がなくても、推奨方法に従って使えばある程度使いこなせる点が魅力的。
また、開発者たちの並々ならぬこだわりが詰まっているため、手帳を通して使い方のエッセンスを汲み取ることができそう。
そのため、手帳初心者には、綴じ手帳が使いやすいと言えそうです。
ただし、こだわりポイントと合わなかった際は、手帳そのものを使わなくなるリスクがあります。
システム手帳の特徴は「リフィルを自由に組み合わせて、自分らしい手帳にカスタマイズできる」こと
システム手帳は、自分なりのこだわりがある方。
綴じ手帳を数年使って、しっくり来なくなった方。
ルールに従うのが苦手な方に向いてそうです。
なぜかと言うと、選択の自由があるから。
どのメーカーのシステム手帳のバインダー(本体)を選んでも、どんなリフィルを使ってもOK。組み合わせ自由。自作することだって自由です。
最小系は、ノート用のリフィルのみ。
最大系は、様々なリフィルや機能を組み合わせた形。
欲しい機能をオールインワンで詰め込むことができるのです。
万年筆を使いたいなら、万年筆に向いたリフィルを使えますし、イラストを描きたいなら画用紙リフィルを使うこともできます。
ルーズリーフのように、リフィルを入れ替えられるため、手帳の編集が苦手で、書き損じしてしまう方、メモがたくさん欲しい方にもおすすめです。
代わりに、どんな手帳を使いたいのか、イメージがはっきりしていない方には使いづらいかも知れません。使いづらかったとしても、素敵なノートとして使える懐の広さがあるため、何気にコスパはいいと言えるでしょう。
まとめ
綴じ手帳
- 販売元のこだわりが詰まっている
- 初心者でも使いやすい
- 自分と合わなかった時はお蔵入りする
システム手帳
- 自分らしい手帳にカスタマイズできる
- リフィルを入れ替えられる
- 使いこなせなかった時は、ノートがわりにできる