保育士さんと一対一で話すチャンス! 保育面談で聞くべき3つのこと

学年がかわり、環境に慣れない時期に保育参観が。
次の学年に上がろうという頃に、お待ちかね! 保育面談があります。
この保育面談。
担当の先生にもよりますが、受け身でいると聞きたいことを聞けないまま終わってしまいます。
遠慮しがちなママや、波風立てたくないママが子どものことを聞ける最大のチャンス! 逃したくないっ!

  • 自分から突っ込んだことを聞くのが苦手
  • 職員室には寄り付かない
  • 先生たち忙しいし邪魔しちゃ悪いよね……と話を切り出せない

こういう性格だからか、何かに通うとだいたい新人さんが担当になります(特に文句も思い当たらない、うすらボンヤリした奴なのです)。
不慣れな新人先生と、質問力のないコミュ力低めママの面談は、気まずさ溢れる燦々(さんさん)たるものになることも……。
そこで「事なかれ主義代表」のるこが、例年の失敗を踏まえて、保育面談に挑むコツを伝授いたします。
今年は例年と比べたらちゃんと聞けましたよー!

保育面談で聞くべき3つのこと

面談で必ず聞きたいのは、なんに関しても「園での様子」。

  1. お友だちとの関わり(コミュニケーション)
  2. 生活態度
  3. 性格

この3つは鉄板です。
こどもと侮るべからず!
3歳にもなると、すでに表向きの顔と内向きの顔を持っています。
ママや家族と居ないときの姿を、第三者目線で垣間見るチャンスが保育面談なのです。

お友だちとの関わりだち

 
公園などで、その場で仲良くなった子と遊んだりする様は、見ることはできます。
でも、大勢の子どもの中では?
お友だちと遊べている?
変な上下関係ができていない?
馴染めている?
嫌なことがあったとき我慢して泣いていない?
集団行動できてる?
楽しめてる? つまらなそうにしてない?
良い面だけではなく、気になる面についても聞けると、今後の対策にいかせそうです。

生活態度

生活態度は家での様子を見ていればわかるわ〜。思うかもしれません。
しかーし! 家では甘えが出ていたり、不満や反抗したい気持ちを「能力がない」ように見せてくることがあります。
本当の能力は、ちょっと見栄を張りたい「人前」でこそ見れる!
家では「ママのお腹に戻りたい」「赤ちゃんになりたいの〜」と言ってる娘。お洋服も赤ちゃん風に着替えさせてあげると喜びます。
お箸もお米以外はすぐ投げ出して「フォークが欲しい」と言いますし、嫌いな食べ物は絶対食べません。
でも、保育園ではお箸でぜんぶ食べてるんだそうです。
嫌いなものも先に食べるようにして頑張ってるんだとか。すごいっ!
保育園での姿を知らなかったら、『好き嫌いすごいなー、大丈夫かなぁ』と思っていたはず。(ちなみに私は筋金入りの偏食で、掃除の時間も5時間目も食べてたことがあります……トラウマ)
意外な姿を知るために、ぜひ聞いてみてくださいね!

保育園での性格

女友達と彼氏の前では性格が違う〜なんて話がよくありますが、人は場面や役割にあわせて複数の仮面をつかいわけます。
こどもだからって侮るべからず!
親の前ではいい子だったり甘えん坊でも、人の前だと違う姿を見せますから〜!
娘は人見知りだけど好奇心旺盛でチャレンジャーなんだわ〜と思ってました。
ところが、蓋を開けるとまったく違う。
去年までの面談では、なんども「とにかく意欲がない」「マイペース」だと言われてましたし、なにせ保育園でしゃべりませんでしたし。
今年は保育園でもふざけたり、甘えたり、本人らしくやっているようでした。というか親のわたしが期待していたよりぜ〜んぜん立派にやってました。
ああ、本当はもうお姉ちゃんなんだなあ。自立してきてるんだなあ。
と、しみじみ感動しました。
このように、良い意味でも悪い意味でも、知っている姿と違う面があります。
この機会にぜひとも確認してくださいね!

聞きたいことが沢山あるときは、優先順位をつける

保育面談の時間は限られています。
うちの保育園は、1人あたり15分程度とのこと。
優先順位をつけないと、時間切れで聞けなかった! なんて事態になることも。

  • 子どもが居ない場面で聞いた方が良いこと
  • 他の保護者さんに聞かれたくないこと

など、プライバシーが気になる質問は優先順位をあげて、先に聞いた方がよいです。
たとえば、いつもどのような遊びが好きそうですか? 元気に遊んでましたか? などの当たり障りない質問であれば、送迎時にサラッと聞くこともできます。
保育園ではこのような時、どんな対応をしていますか? などの保育園としての対応については、お電話をかけて聞くことも出来ますし、匿名で質問できる仕組みがあるはず。

聞ききれなかったり、聞き忘れてしまったら?

その場でテンパってしまっても大丈夫。
後日でもさりげーに先生を捕まえられたら、お話を聞くことができますよ。
声をかけるのが苦手なママは(私のこと笑)、必ず引き渡しする登園時に、こどもの体調を報告がてら聞くのがポイント!
朝伝えておくと、職員内で揉んでから、お迎えのときに教えてもらえます。

聞くことがなくて時間が余ってしまったら?

子育ての悩みや、困っていることを相談してみるのは如何でしょう?
保育のプロの観点から色々なアドバイスを頂けたり、保育園ではこのようにしているという例を教えてもらえます。
「家ではこのルールなのに保育園ではこういうルール」のように、一貫性がないと、子どもも戸惑ってしまうかも。
意識のすり合わせをするチャンスだと思うと有意義かもしれませんよ。

おわりに

コミュ力に自信がない、いま忙しそうだし……と遠慮してしまう。
そんなママこそ保育面談を活用できたらいいですね!
面談前に、

  1. 聞きたいことをすべて書き出す
  2. 相談してみたいことを書き出す
  3. 優先順位をつける

の3つをしておき、作ったリストをポケットに忍ばせておいては如何でしょうか。
みなさんの保育面談が良いものでありますように!
それではまた。

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