2014年12月15日 2021年11月25日

KOBE INK物語 須磨離宮ローズ

↑幾何学的に神戸の街をデザインしたパッケージ、かっこいいです。

赤系のインクで持っているのは、エルバンのアンティークブーケ。
淡くて繊細なピンク系のインクで、赤字の変わりに使うのは厳しいなと思っていました。
でも、他にこれだという色のインクもなく……ず〜っと、煮え切らないまま使い続けて来たのですが、このたび、Kobe INK物語 須磨離宮ローズを使ってみることにしました。

kobeink_rose02

あれ、このボトルの形……どこかで見覚えが……。
そう! セーラーのジェントルインクと瓜二つ!

それもそのはず、Kobe INK物語は、ナガサワ文具店がセーラー万年筆の熟練した技術者の元で、「お洒落な神戸の街」に似合うカラーを開発していただいたものなんだそう。
手に入れるまで知らなかったのですが、わたしの中で、また、セーラーの株が上がりました。

須磨離宮ローズは、須磨離宮公園にある神戸有数のバラ園の花々の中から、上品で華やかなローズピンクを表現したんだそうです。
さてさて、描いてみるとどんなかんじなのかな〜〜〜♪
kobeink_rose03書きたては鮮やかなローズピンクという印象なのですが、すぐに青系に変色してきます。
とくに文字のフチの変色が顕著で、写真では見えづらいのですが、細い袋文字のようになりました。なに?! 紙との相性?! と思ったのですが、トモエリバーでもLIFEノートでも同じことが起きたので、こういう特色のあるインクなのかもしれません。kobeink_rose04フチの変色が、バラの花びらのフチがテロッっと内側に折れ曲がった感じを連想します。
乾き終わると、インクが薄くついた箇所は、パッケージのような鮮やかなバラ色に。
濃くついた箇所は、光に透かした赤ワインのような色合い。

流石に赤系で本文を書くのはなあ〜と思っていたのですが、これくらい落ち着いた色合いであれば、お手紙に使っても良いかも? と感じました。

しばらく愛用してみたいと思います。

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