2018年04月22日 2021年11月25日

手帳とノートが一体化したシステム手帳filofax clipbook(クリップブック)の特徴と使い心地

ノートとシステム手帳が融合した手帳というコンセプトのバインダー、filofax clipbook(クリップブック)。

革のシステム手帳カバーに比べると、かなりのお手頃価格。
「システム手帳を初めてみたいけど、高い。。。」
「2冊目が欲しいな〜」
なんて方におすすめの手帳です。

私は2冊目が……タイプ。
メインのシステム手帳に最低限のリフィルを入れるだけでパツパツになってしまうため、薄くするために持ち運ぶリフィルを厳選して対処していました。
しかし、持ち歩いていないリフィルは開く頻度が落ちてしまい、意味がないように感じていました。

るこるこ
クリップブックの存在を知り、これなら可愛くて楽しそうだし、毎日ひらけそう!
「プライベートな日記・やりたいことリスト等を入れる家置き手帖にする!」なんて理由をつけて購入しちゃいました。

filofax clipbook(クリップブック)の特徴

クリップブックは、合皮素材&必要最低限の設計。
ペンホルダーやカード入れもついていません。
また、バインダー部分の開閉は、引っ張るタイプなので指を挟まないように気をつけてくださいね。

システム手帳としてしっかりお使いになるなら、ホルダー付きのディバイダーやバンドを買うと幸せになれそうです。

クリップブックの特徴をまとめてみると……

  • 選べる2つのサイズ
  • システム手帳には珍しいカラー展開
  • 表紙をカスタマイズできる
  • チャームをつけられる
  • コンパクトなのに沢山収納

特徴について、上からおってみますね。

特徴1:clipbook(クリップブック)のサイズと用途……選べる2つのサイズ

クリップブックはA5サイズ&バイブルサイズで展開。
好みに合わせて選べるのが嬉しいですね。

A5サイズはA5ノートと比較するとかなり大きく感じます。ですがA5サイズのシステム手帳と比べるととてもコンパクト。
バイブルサイズは、バイブルサイズの手帳と比べると、かなりスマートです。

どちらを選ぶかは、用途によりけり。
わたしは、欲望に負けて両方購入しちゃいました。

特徴2:システム手帳には珍しいカラー展開

A5サイズはマーブル柄に、お花のペーパーを挟んでイメチェン。可愛いチャームもつけました。

クリップブックは、システム手帳に珍しいパステルカラーや、柄の展開があります。
リングが表紙を貫通していることもあり、カスタマイズをして表紙を変える楽しみもあるため、気軽にイメチェンできそうです。
これは他のシステム手帳には無い特徴だと思いました!

特徴3:clipbook(クリップブック)は手帳というより、作品づくり!

クリップブックのカスタマイズをインスタで見ていたら、なんだかアルバムづくり似てるんです。
ページを作る。気に入ったページが出来たらはさむ。入れ換え自由。
実用性重視というよりは、趣味の世界ですね!

個人的には、カスタマイズ目的なら、A5サイズがおすすめです。

特徴4:25mmリングで収納力たっぷり! だけどスリム

リング系は25mm!clipbookは収納力がある
クリップブックのリング径は25mmと大きめです。
私のメイン手帳のリング系が小さく収納力不足にも関わらず、クリップブックよりも分厚かったため、とても驚きました。

コンパクトに、可愛く、たくさんの情報を持ち歩きたい。
そんな方にぴったりですね!

クリップブックの気になる点は……?

  • 背の部分にペンを挿す仕様
  • カバーがペラッペラで持ち歩きすると折れそう
  • リフィルとジャストサイズ→内容物がはみ出す
  • ついてくる用紙の質が悪い

背の部分にペンを刺すの……?

clipbookは背表紙にペンをさすという
正直、バインダーリングの金属部分に当たって、ペンに傷がつきそう。
直径1cm程度のペンなら余裕で、直径1.4cmほどのフリクション4Colorsは、クリップ部分で挟み込むと、かっこ悪いくらいペンがはみ出ます。
万年筆など、それ以上のサイズ感のペンは、入りません。

個人的にはこのペン差しは使わないと思いました。

カバーがペラッペラで貧弱

コンパクトでスリム、価格がお手頃という特徴の弊害は、カバーがペラッペラで貧弱なこと。
一般的なシステム手帳は本革のカバーを使うことが多く、重量感・分厚さが出てしまいます。
その代わりに丈夫で、中のリフィルを綺麗に保管できます。
クリップブックをバッグに入れて、無造作に持ち運ぶことがあれば、くれぐれも気つけてくださいね。

カバーとリフィルがジャストサイズ

clipbookはカバーとリフィルがジャストサイズ
ノートがわりに使う分には美しいクリップブックですが、システム手帳として使おうとすると、カバーにゆとりがないためインデックスや挟み込んだあれこれが、カバーからはみ出してしまいます。
これを使い込んでいる感としてよしとするか、微妙だと感じるかは、好みが別れるところですね。

万年筆ユーザーは、デフォルトのリフィルに要注意!

ついてくるリフィルは万年筆インクが滲んでしまいます

元から数種類のリフィルがついてきます。
しかしながら、紙質が良くない印象で、万年筆をお使いの方にはアウト。インクが滲んでしまいます。
サインペンも種類によっては滲んでしまいます。
鉛筆orボールペンでの記述がおすすめです。

こだわりの筆記具で書きたい方は、質の良いリフィルを別途購入したほうが幸せだと思いました。

おわりに:手帳の二冊づかいはやっぱり難しい

好奇心と欲望に負けて購入したクリップブック。
商品自体はとても使いやすく、システム手帳デビューにおすすめです。

しかし、私のようにすでに、メイン手帳がある場合は、一度立ち止まって考えてくださいね。
手帳を二冊持ってるが故に、どのリフィルを入れようか悩んでしまうのは、時間が勿体ない。
使い分けするのであれば、せめて、用途をはっきりさせてから、購入すると幸せになれそうです。

それではまた〜!

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